詳しくハープのチューニング方法をご紹介します。
チューニング
練習や演奏前には、チューニングを行います。
温度や湿度などの変化で音程もすぐに変わるので、同じところに置いてあるハープも微妙に音が変化しています。
日々、時間でも音程は変わります。
耳で聞いて、「ん?」と感じたらその弦だけでもオクターブ上か下の音と合わせてチューニングを行ったりもします。
丁寧に行いたい時は、チューナーを使ってハンマーで1本ずつチューニングしていきます。
ハンマーを奥に回すと、弦が引き上げられ閉まっていくので音が高くなります。
(写真から見たら右側に回す)
ハンマーを手前に回すと弦がゆるんで、音が低くなります。
(写真から見たら左側に回す)
チューニング道具
- チューナー(写真中央)
- ハンマー(写真上・マイカバー付)
- チューナー用マイクロフォン(コード)
静かな場所ではチューナーとハンマーで行えます。
チューナーで音が拾いづらい時は、チューナー用マイクをチューナーに差し、クリップ部分をハープ裏側に止めます。
チューニング道具+自分の耳も使いながら1音1音チューニングを行っていきます。
チューニングの行い方
レバータイプのハープ(アイリッシュハープ・サウルハープ)は、レバーの状態をハ長調にしてからの方が初心者の方はチューニングを行いやすいです。
慣れてきたら、レバーを下げた状態でチューニングを行っていきましょう。
その方が弦に負担が少ないかと思います。
赤い色の弦はド。
青い色の弦はファ。
ドレミファソラシドと並んでいます。
(赤白白青白白白赤)
ミ・ラ・シのレバーを上げた状態が、ハ長調(ピアノの白鍵盤)ドレミファソラシドになります。
音を確認しながら、少しずつハンマーで回していきます。
特に高音部分は、ほんの少し回すだけで音が変わります。
チューナーとハンマーを用意して、早速チューニングしましょう♪
チューナーのヘルツは、440Hz~442Hzに合わせます。(チューナー左上部分)
ドの音を合わせてみます。
チューナーでは、Cと表示されます。(チューナー右上部分)
上のチューナーの状態は、ド(C)の音は低めになっています。
チューナーの振り子が真ん中にくるように合わせていきましょう。
ハンマーをドの音の部分にはめて、奥に回して弦をしめていきます。
上のチューナーの状態は、ド(C)の音は高めになっています。
チューナーの振り子が真ん中にくるように合わせます。
ハンマーをドの音の部分にはめて、手前に回して弦をゆるめます。
チューナーの振り子が、真ん中辺りになったらチューニング成功です!
この調子で、他の音も合わせていきましょう。
ドレミファソラシドは、チューナーでは、
C D E F G A B C
と表示されます。
少しずつ慣れていきましょう♪
積み重ねでだんだん楽に出来るようになっていきます。
半音装置部分のチューニング
演奏前は、特に細かく音を合わせていきます。
全ての音をチューニングし終わった所で、半音装置部分も動かしていきます。
レバーやペダルを動かすと微妙に音がずれる事があるので、演奏前は特に丁寧に行います。
半音の部分も動かしながら1本ずつ丁寧に行い、チューニング完了です。
チューニングの様子
左手で弦を弾き音を出しながら、右手はハンマーを動かして音を調整していきます。
チューナーは譜面台に乗せて、チューナーを見ながら調弦を行っていきます。
ハープ
宮崎県都城市にてハープ教室を開催しています。
ハープを通して喜びの和が広がりますよう活動を行っています。
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