グランドハープは、足元のペダルで半音装置が動く仕組みになっています。
ペダルの仕組み
今回はグランドハープ上部の写真も入れて仕組みをご紹介します。
一番上にペダルがある時は、全ての音が♭(フラット)になります。
使っていない時は、この状態で休ませます。
足元のペダルは、
左側奥から、レ・ド・シ。
右側奥から、ラ・ソ・ファ・ミ。
の音に対応しています。
足元のペダルがこの状態の時、ハープの上部はどうなっているでしょうか?
すっと伸びている状態になっています。
ハープは、足元ペダルを踏むと半音上がる仕組みになっています。
赤い色の弦ドに注目していて下さい。
(この状態で奏でると、ド♭フラットの音が出ます。)
ドの音
足元ドのペダル(左から2番目ペダル)を1段踏むと、上の部分がくるっと動いて圧が加わり弦が引き上げられます。(足元ドのペダルは真ん中にある状態です。)
ペダルを踏むと、全てのオクターブの音に対応します。
↓(ここで奏でると、ドの音が出ます。)
ド#の音
もう1段足元ドのペダルを踏んでみます。(足元ドのペダルは一番下にある状態です。)
ハープ上部の2つ目がくるっと動き、弦が引き上げられます。
↓ (ド#シャープの音が出ます。)
続いて足元ペダルの仕組みを説明しながら、グリッサンドをご紹介していきます。
【ヘ長調の足元ペダル】
足元のシのペダル(左奥から3番目ペダル)を1番上へ上げます。
他のペダルは全て真ん中です。
左側から、レ・ド・シ♭
右側から、ラ・ソ・ファ・ミ
ドレミファソラシ♭ドの音が奏でられます。
【ヘ長調グリッサンドの足元ペダル】
グランドハープならではのグリッサンドの美しい音色。
ハープ体験でもとても喜ばれます。
グリッサンドを行う時は、それぞれの調によって足元のペダルを変化させます。
それぞれの調に適したグリッサンドを奏でることで、また美しさが際立っていきます。
へ長調グリッサンドを行う時は、足元ペダルを上の写真の状態にします。
『シ#』左側から3番目ペダル、シの音は1番下シャープの位置へ。
『ミ#』右側から4番目ペダル、ミの音は1番下シャープの位置へ。
【ヘ長調グリッサンドの動画演奏】
ヘ長調のペダル~ドレミファソラシ♭ド
ヘ長調グリッサンドペダル~ドレミ#ファソラシ#ド
ヘ長調グリッサンド
順番に弦を奏でています。
【ト長調の足元ペダル】
足元のファのペダル(右奥から3番目ペダル)を1番下へ踏みます。
他のペダルは全て真ん中です。
ドレミファ#ソラシドの音が奏でられます。
【ト長調グリッサンドの足元ペダル】
ト長調グリッサンドを行う時は、足元ペダルを上の写真の状態にします。
『ド♭』左側から2番目ペダル、ドの音は1番上フラットの位置へ。
『ファ♭』右側から3番目ペダル、ファの音は1番上フラットの位置へ。
【ト長調グリッサンドの動画演奏】
ト長調のペダル~ドレミファ#ソラシド
ト長調グリッサンドペダル~ド♭レミファ♭ソラシド♭
ト長調グリッサンド
順番に弦を奏でています。
グリッサンド
ハープの魅力の1つ、美しいグリッサンドが後半に出てきます。
「Chanson de mai」をどうぞ。
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足元ペダル
バッハ作曲
平均律クラヴィーア曲集 第1巻 プレリュード.BWV846
足元ペダルの動きと共にお聴きください。
ハープ
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